ザ・イタリアンジョブ ミニミニ大作戦 英語版・日本語マニュアル付 価格: 6,090円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 ホント、笑っちゃいます。映画の「ミニミニ大作戦」がゲームになって遊べるなんて。 もともとプレステ用のソフトだったものをPC版に改良したらしく、キーボードでの操作は面倒くさいものがありますが、それでもミニが小回りよく走り回る姿は「!」という感じです。 リメイクされたミニミニ大作戦もいいけど、やっぱりあのフォルムの車が走り回る元祖「ミニミニ大作戦」。かわいさもかっこよさも(?)、こっちのミニで決まりでしょ? |
レストラン エンパイア 日本語版 価格: 9,429円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 キャラクターや会話が海外ゲームっぽくって大好きです。 実際そうなのだけれど。 メニューに出てくる料理も馴染みのないものばかりなのにおいしそう! 料理バトルも料理の鉄人(古)みたいで楽しいです。 内装するとき操作性が悪くて、ちまちま時間がかかってしまいます。 慣れれば大丈夫!? |
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精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本 価格: 2,520円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 バザリア医師の歴史に残るドデカイ業績を、この本は余すことなく教えてくれる。彼の偉業の原点は、精神の病にかかった患者を自分と同じ人間として見ていたことにある、とこの本は言う。ファーストネーム呼び合う人間が、幽閉され、拘束され、土間に打ち捨てられていたら? それを見て黙ってはいられないのは当たり前だ。 また本が紹介する、1990年来日した時のロテッリ医師の講演記録にも、感銘を受けた。彼は、精神病院をなくし、「生活丸ごと」めんどうをみるようなサービスへの移行を強調している。そして、精神科医や看護師などサービスをする側の対等の人間関係、その人たちとサービスを受ける側(患者) |
新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO) 価格: 820円 レビュー評価:4.5 レビュー数:17 〈そもそも人間は、恩知らずで、むら気で、猫かぶりの偽善者で、 身の危険をふりはらおうとし、欲得には目がないものだ〉(第17章) キリスト教的道徳観が支配的だった当時、こんな身もフタもない 人間観を披露すれば、そりゃあ、非難轟々だったと思います。 しかし、現在の視点から本書を読んでみると、書かれているのは、 上記のような、どうしようもない人間という存在をまとめていくリーダーが、 肝に銘じておくべき、ごくごく常識的な心構えに過ぎないように思います。 |
海の都の物語〈1〉―ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫) 価格: 420円 レビュー評価:4.5 レビュー数:12 4年前にイタリア旅行をした際に水の都と言われたヴェネチアに2泊滞在した。運河も街並みも聖マルコ寺院もすべてが美しく趣きがあり、同じ古都でもローマやフィレンツィアとは異なる魅力溢れる都であった。 ただ、その折に本書を既に読んでおり、現在は観光が唯一の産業であるヴェネツィアが、8世紀以降約1千年に亘って貿易都市国家として地中海を支配していたことを知っていたなら、その旅は更に感慨深いものがあったであろうと思う。この6巻に亘る大作には、ヴェネツィアという人口10万人程度で始まった小さな都市国家が、かくも長き繁栄を続けることができた理由が、実に生き生きと描かれているからだ。 |